アロマは媚薬?ロマンチックな気分を高めるアロマオイル5選

アロマは媚薬
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アロマはリラックスだけに役立つものではありません。

アロマはロマンチックな夜にも欠かせないアイテム。ムードを高める香りを上手に使えば、特別な時間をさらに彩ることができるのです。

今回は、恋愛気分を高めてくれるアロマオイルを5種類、ご紹介します。「媚薬」とも称されるアロマオイルで、心ときめく雰囲気を作ってみてはいかがでしょうか?

目次

ロマンチックな夜にピッタリのアロマオイル5選

ロマンチックな夜

以下はロマンチックなムード作りにおすすめのアロマオイルです。官能的で、恋の予感を高める効果のある香りを厳選しています。パートナーとの特別な夜にぜひお役立てください。

ただし、使いすぎは厳禁。これらの香りには濃厚で強いものが多いので、量を多くすると頭痛の原因になったりすることがあります。ごく少量から試すようにしましょう。

イランイラン(Ylang Ylang) ~甘くエキゾチックな花の香り~

イランイラン

甘く濃厚で、官能的なイランイランの香り。数多くの香水に使われるエキゾチックでフローラルな香りが、心をときほぐし、同時に、わずかな高揚感をもたらします。

インドネシアには、新婚カップルが夜を過ごすベッドにイランイランの花をまくという風習があります。催淫作用がとても高く、ムードを高めたい夜に最適の香りです。

おすすめのシチュエーション

イランイランは、心の緊張を解きほぐし、穏やかな時間を作り出してくれます。夜のリラックスタイムや、特別な人と静かに過ごしたいときにピッタリです。お部屋にほんのりと香りを漂わせるだけで心がオープンになり、相手との距離も自然に縮まっていきます。

ジャスミン(Jasmine) ~華やかで魅惑的な花の香り~

ジャスミン精油

「香りの女王」として愛されるジャスミンは、気分を明るく華やかにしてくれる香りです。エレガントな花の香りで、どこか懐かしい甘さがあり、優雅な雰囲気を醸し出してくれます。

古くから「媚薬」として知られてきた香りで、その催淫作用には定評があります。

おすすめのシチュエーション

幸福感を引き出し、自信を高めてくれるジャスミンの香りは、特別なデートや大切な記念日にもぴったりです。お部屋の空気を華やかに彩りながら、二人の心の結びつきをさらに深める力を秘めています。

ローズ(Rose) ~愛と幸福感を高める花の香り~

ローズ精油

美しいローズ(バラ)の香りは、上品で、奥ゆかしい魅力を持っています。その香りは愛やロマンチックな気持ちを呼び起こし、同時に心に安らぎと豊かさをもたらします。

世界中で女性たちに愛され続けてきたローズ。そして、その香りが世の男性たちを魅了し続けてきたことは言うまでもありません。

おすすめのシチュエーション

ローズオイルは、心を落ちつけ、ストレスを和らげながら、愛情を深める働きをしてくれます。特別な日にぜひ取り入れて、愛に満ちたおだやかな時間を楽しんでみてください。

パチュリ(Patchouli) ~深くスパイシーな重い香り~

パチュリ

パチュリの香りは、土を感じさせるような深みとスパイシーな甘さが特徴です。心を落ちつかせると同時に、ミステリアスな雰囲気を漂わせ、しっとりとしたロマンチックなムードを演出します。

おすすめのシチュエーション

パチュリの香りは、夜の静かなひとときやキャンドルの明かりとともに過ごすゆったりとした時間に最適です。空間を静かに包み込み、心を安らかにしてくれます。クセのある濃厚な香りですので、使いすぎは禁物です。

サンダルウッド(Sandalwood)~落ち着いたウッディの香り~

サンダルウッド精油

サンダルウッド(白檀)は、ディープな落ち着きをもたらすウッディな香りです。瞑想の時間や精神を安定させるための香りとしてもよく使われ、リラックス感とともに、幸福感や満ち足りた感情をもたらしてくれます。

おすすめのシチュエーション

サンダルウッドの香りを漂わせれば、二人だけの時間が心地よく流れていくのを感じられることでしょう。穏やかでゆったりとした夜を過ごしたいときにおすすめの香りです。

ブレンドによって、さらに深みのある香りに

アロマオイルのブレンド

香りを組み合わせることで、マイルドで奥の深い香りを楽しむことができます。
ここでは、おすすめのブレンド例を5つ紹介します。滴数はお好みで変更して頂いて構いません。強い香りが多いので、少なめからスタートすると良いでしょう。ぜひ参考にしてください。

イランイラン1滴 + ネロリ2滴
甘くエキゾチックでありながら心安らぐ香り。夜のリラックスタイムやゆったり過ごしたいときに、お部屋全体に広げて心を解放しましょう。

ローズ2滴 + ジャスミン1滴
女性らしく華やかな香りで、心を穏やかにしてくれます。お部屋を暗くし、アロマディフューザーで香らせると、一層リラックスできる空間になります。

ジャスミン2滴 + クラリセージ1滴
華やかで温かみのある香りが、気分をリラックスさせながらも高揚させてくれます。マッサージオイルに加えて、お互いを癒す時間を楽しむのも良いでしょう。

ローズ2滴 + サンダルウッド1滴
愛情あふれる上品な香りが広がり、心にゆとりをもたらします。少し暗くしたお部屋でディフューザーを使えば、安らぎと共に深い愛情を感じられる空間が生まれます。

サンダルウッド2滴 + パチュリ1滴
深みのあるウッディとスパイシーな香りが、落ち着いた大人の空間を演出します。キャンドルライトとともにベッドルームで楽しむと、二人の距離が自然に近づきます。

注意すべきポイント

香りを楽しむには、使用量や使用方法に注意が必要です。

イランイランやジャスミンのような濃厚で強い精油は、香りが強すぎると、むしろ頭痛を引き起こしてしまうこともあります。1滴くらいの少量から試すと良いでしょう。

夜のトリートメントやマッサージに使用する場合は、事前にパッチテストを行っておくことをおすすめします。1%程度の適切な濃度に希釈することで、安全にアロマテラピーを楽しむことができます。

おわりに

いかがでしたでしょうか?

この記事でご紹介したアロマオイルは、どれもロマンチックな気分を高め、心地よい空間を作り出す効果にすぐれています。お好みに合わせたアロマオイルを選び、愛情が深まる素敵な夜をお過ごしください!

アロマテラピーは、病気の治療を目的とした医療行為ではありません。また、当サイトの情報は、精油の医学的な効能、効果を保証するものでもありません。精油を使用する際には、製品についての注意事項をよく読み、自己責任の下、正しくお使い下さい。妊娠中の方、病気のある方、健康状態のすぐれない方は、必ず事前に医師にご相談下さい。 なお、一般的な呼称に合わせて、エッセンシャルオイル(精油)をアロマオイルと表記する場合もあります。

著者プロフィール
元AEAJアロマテラピーインストラクター。エッセンシャルオイルの貿易実務に20年以上たずさわってきました。海外のアロマの文献などもチェックしています。

参考文献:
「アロマテラピーのための84の精油」ワンダ・セラー著 フレグランスジャーナル社
「精油の安全性ガイド(上巻、下巻)」ロバート・ティスランド著 フレグランスジャーナル社
「アロマテラピー事典」パトリシア・デービス著 フレグランスジャーナル社
「エッセンシャルオイル総覧2007」三上杏平著 フレグランスジャーナル社
「アロマテラピー検定テキスト(1級、2級)」鳥居鎮夫監修 社団法人日本アロマ環境協会
「アロマテラピーの事典」林真一郎著 東京堂出版
「キャリアオイル事典」レン・プライス著 東京堂出版
「アロマテラピー図鑑」佐々木薫監修 主婦の友社
「女性によく効くアロマセラピー」鮫島浩二著 主婦の友社
「アロマテラピーの事典」篠原直子著 成美堂出版
「はじめてのアロマテラピー」佐々木薫監修 池田書店
「はじめる、楽しむ アロマテラピー」石原裕子監修 永岡書店
「アロマテラピーバイブル」塩屋紹子監修 成美堂出版

アロマテラピーは、病気の治療を目的とした医療行為ではありません。また、当サイトの情報は、精油の医学的な効能、効果を保証するものでもありません。精油を使用する際には、製品についての注意事項をよく読み、自己責任の下、正しくお使い下さい。妊娠中の方、病気のある方、健康状態のすぐれない方は、必ず事前に医師にご相談下さい。 なお、一般的な呼称に合わせて、エッセンシャルオイル(精油)をアロマオイルと表記する場合もあります。

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